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2012/07/26

見極める力!

repsymな日々,オーナーの独り言
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こんにちは

毎日ほんとに暑いですね

空調の調子が悪くてすぐに切れてしまいます

節電しなさいってことでしょうか

暑過ぎても冷え過ぎても体調おかしくなるんでしっかりコントロール

しないといけませんね


そんな暑い日が続いてますが今週のrepsymもなかなか熱い

既にブログでも 紹介しましたが連日勉強しまくり学びまくり

今日は営業後に業者さんと新しく作るフライヤーの打ち合わせ

特にそれに使用する素材選びが大変

これといった紙質がなかなかない

もう少し探してきてもらうことに


そして昨日はロレアルの大沢さんに来てもらいミシックオイルを中心にした

プロの販売促進セミナーをしていただき、

おとついはMUCOTAの中井さんに来ていただき、パーマを中心とした

ケミカルと薬剤specについて詳しくお話してもらいました

いやぁ知れば知るほどパーマは奥が深いし楽しくなっちゃいますね

講習を受けるたびに新たな発見と見直すべき課題がはっきりするので

わくわくが止まりません

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今日はちょっとまじめな話。

今主に使用されている還元剤は4種類。

チオグリコール酸、システィン、システアミン、チオグリセリン

あと他にはラクトンチオールにGMT(グリセリンモノチオグリコレート)など

新しい還元剤もいろいろ商品化されつつあります

その昔、パーマの薬液選定はしっかりあてたかったらチオ、

ゆるくあてたかったらシス。みたいな感じにかなりアバウトでいい加減なものでした

実際僕自身アシスタント時代はそんな感じの認識だったような

だけど現在、薬液選定はそんな単純なものではなくかなり緻密に計算して選択しなければ

狙ったデザインにはなりませんし再現性も低くなってしまいます

その為にはまずパーマ液のspec(薬の持っている力や内容成分)を知っていないと

はじまらない

パーマ液に限らずスタイリング剤やシャンプーなど自分たちが扱ってる商品のspecぐらいは

知っていないとお客様にも失礼ですからね

最近repsymではこのパーマのspecを改めて研究中

基本的なPH値、アルカリ度、チオ濃度などを整理してまとめています

これらの数値を計算して髪のダメージ度合いに合わせてコントロールし調合する。

こないだの講習では還元剤の中でもシスの種類に違いがあることが

すごく興味深かったです

最も使われているDL-シス(パワーが強くて比較的安価)

アセチルシス (保湿に優れている) L-シス (ハリコシ) 

アミジノシス (ハリコシ高価)

ってな感じでシスってのは実はいい還元剤だったんだなと

まぁだけどデメリットももちろんあって基剤そのものが不安定でチオやシスアミを

安定剤として使わないといけないとかほんと知るほど楽しいことばかり

他にもたくさん学ばさせていただき、全部書きたいですが今日の所は

これぐらいで 

ただ前から強く思うのは結局は使う側の問題だけだなと

カットにしてもパーマにしても教わる人やメーカーによって認識は様々

例えばシス、チオは親水性S1にアタックしシスアミ、チオグリは疎水性のS2に

アタック、シス、シスアミはキューティクルに、チオ、チオグリはコルテックスに

アタックかける認識でしたがあるメーカーさんは全く違うことを言ったり

何が正しくて何が間違ってるとかではないんですよね

理論や考え方も日々研究され昨日までの常識が今日はもう覆ることも

だからなんでも鵜呑みに聞くんじゃなくて自分でしっかり判断して

吸収していく事が大事

カットなら切り方じゃなくてしっかりフォルムをコントロール出来るベースを鍛える、

パーマならspecをしっかり把握して薬のパワーをコントロールする

何でも軸になる基礎があれば後は自分で考え発展していけると思います。

情報が溢れてる現代だからこそ間違った情報に流されずに本物を見極める目を

養う事が最重要なんじゃないかな


これからもより高いクオリティーを提供出来るよう日々精進しますね



とは言うものの今週は講習続きでちょっと頭がパンクしそうだったので

今日は急遽思いつきで息抜きをしようとみんなで映画を見に行きました

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最近よく見かける光景



話題のこちらを見て来ました

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3人とも感想はバラバラ

色んな意味ですごい刺激的な作品でした

実花さんの映画らしく妥協のない細部までこだわりを感じる映画で

また違う刺激をいただきました


そして帰りのホームでは電車を待っていると前のサロンのお客様に声をかけてもらう

という奇跡が


そんな一日でした










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